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ドローンの部品をロシアに送った疑いのある男

Aug 10, 2023Aug 10, 2023

[ベルリン、8月29日 ロイター] - ドイツの検事総長は火曜日、ドイツ系ロシア人が軍用装備品の生産にロシアが使用する部品を輸出した疑いで逮捕されており、事件を州レベルから連邦レベルに拡大すると発表した。

検察官は声明で、被告はワルデマール・Wという名前のみで、昨年のロシアによるウクライナへの全面侵攻を受けて課された制裁に違反した罪で起訴されていると述べた。

Wさんは3月9日から公判前拘留されている。

2020年1月から2023年3月までの間、偵察無人機「オーラン-10」など軍用機器の生産に携わるロシア企業に電子部品を26回輸出した疑いがある。

同検事総長は「事件の特別な重要性のため」介入したと声明で述べた。 この逮捕状は、マンハイム地方裁判所が3月8日に発行した逮捕状に優先するものとなっている。

ドイツ当局は制裁を回避した疑いのある人々への取り締まりを強化している。

今月初め、ロシア企業が狙撃銃の製造に使用する工作機械を提供した容疑で実業家が逮捕された。

執筆:フリーデリケ・ハイネ、編集:レイチェル・モア、執筆:トーマス・エスクリット

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